回転寿司屋に行った。
日曜の夕方で、店は行列ができる大混雑。
それで忙しかったせいか、今日はちょっと荒れていた。
何が荒れていたのかというと、寿司が若干荒れていたのだ。
どういうことかというと、回転している寿司のネタがシャリから落ちまくっていた。
僕が注文した寿司も、ネタがひとつ皿に落ちていた。
これじゃ寿司っていうよりも、一握りの米と一枚の刺身だ。
なかには全部のネタが落ちている寿司もあった。
小さなおにぎりと散らばった刺身。
悲惨だ。
落ち方もなんだかおかしい。
どうすればそういう風になるの?っていう落ち方をしている。
どうなってるんだこの寿司屋は
と思いながらレーンを眺めていると、今度はなんと
寿司が一貫、レーンの上に直接乗って流れてきた。
皿に乗ってない。
それどころか、乗っていたと思われる皿も、セットであるはずのもう一貫も、どこにも見当たらない。
どういうことなんだ。何が起こってるんだ。
大惨事を目の当たりにした客の注目を集めながら、流れていく一貫の寿司。
子供に指を指され爆笑されながら、流れてく一貫の寿司。
散らばるネタや皿から落ちて救われる事のない寿司たち。まるで戦場。
僕はこのとき、デジカメはおろか携帯すら持っておらず写真を撮ることができなかったことを、ひたすら後悔していた。
(というわけで写真はありません)













